愛情深く、その人が発する言葉に力をもらえたり、軌道修正したりできるような、人生の師と呼べる方から、長男が小学校へ入学する時に、時間割り表を布で手作りできるキットを譲り受けました。
その方の亡くなられたお姉さんが、ご自身の息子さんのために準備されていたものでした。
その息子さんももうしっかり成人されたからとの事でいただきましたが、亡くなられたお姉さんが息子さんのために作りたくて、でも作る事が叶わなかった物、それは絶対に形にしなければ!、、、と思ったものの、うちの息子が通う小学校は毎週決まった時間割りではなくその日毎に変わる時間割りだと知り、、、
悩んだ末、ずっと使う学用品に作り替えて使わせてもらおう!と、すでに他のものは揃えていたので、保育園から使っていた上履き入れ・体育館シューズ入れが小さくなってきた時に、キットに入っていた布を使って、上履き入れ・体育館シューズ入れを長男と次男にそれぞれ作らせていただきました。
それを使い続けていた息子(長男)も先日卒業を迎えました。
小学校に入学しキラキラした目で、いろんな事を学び、人を思いやる優しい気持ちを育み、大切な友達が出来たこと、将来の夢が出来たこと、楽しいことも泣いてしまうこともこの6年間いろいろあったけど、心も体も成長出来たのは、本当にたくさんの人に支えられ、見守られ、教えてもらい、たくさんの愛情を、いろんな形でいただいたおかげだなと思います。
そしていつしか私の中ではお守りのように感じていて、ずっとそばで子どもの成長を見続けてきてくれた上履き入れ・体育館シューズ入れにも、ありがとうと言いたいです。