NOISETTE
フランスアンティーク雑貨取扱店『ノワゼット』
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Mylène Farmer ミレーヌ・ファルメールと動物のこと

~ミレーヌのことと、動物の話~

 

フランスの歌手ミレーヌ・ファルメールが好きでよく聴いてるんですが、オフィシャルP.V.≪Mylène Farmer – “Innamoramento(ClipOfficiel)”≫の映像のミレーヌは、まるで女神さまのように美しいんです。

ゴシック的映像や、タブー的な主題を歌い、特異な世界観のイメージが強いミレーヌですが、≪Innnamoramento(ClipOfficiel)≫では女神さまのようなピュアで慈悲深い包容力も私はミレーヌの中に感じるのです。

 

その流れで続けてミレーヌのオフィシャルP.V.≪Mylène Farmer – “Si j’avais au moins…(ClipOfficiel)”≫を見ると(私のYouTube再生リストがその順で入っている)、動物実験で苦しむ動物たちをミレーヌが解放するストーリーが映像で表現されているんですが、私自身とても苦しく感じているこの世の動物たちの身に起こっている辛い現実を、その映像はまるで女神さまがそれら全ての動物を苦しみから救ってくれるように見えて、そんな世界を切望する私はその映像を見る度涙が出てくるのです。

別のsnsで保護犬猫の拡散のお手伝いを(時間に追われているのでかなり細くではありますが)していると、動物に関するいろんな情報も入ってきます。

動物実験、犬猫の殺処分、犬肉祭り、命を軽視した動物からの搾取、虐待、ペットショップの裏側、家畜動物たちの苦しみ・・・

 

動物にも痛みや感情があるということを知らない人間がいるのかと、どれだけ人間は傲慢で残酷なんだろうと怒りと悲しみを感じます。

 

でもその一方で、犬や猫の保護活動をされている方、引退競走馬の牧場を作られた方、現実を知ってもらい殺処分や生体販売をなくしたいと本を作り活動をされる方、苦しむ動物のためにいろいろな活動をされている方がいる・・・。

私の友人の中にも保護猫活動をし、TNRの手伝いができるようにと獣看護師になるために学校へ通っている友人がいます。

そういう人がこの世にいることが私にとっても救いであり、希望であり、映像のミレーヌと重なる存在です。

本当に頭が下がる思いでいます。

 

目を背けたくなるような辛い動物たちの現実をたくさんの人が知り、声があがり、その声が大きくなると、世の中の動きも変わることがあると思います。

一人の力では弱く、何も変わることはないと思えるような事も。

保護犬や保護猫を家に迎える文化が広がると救われる命も多くなる。

 

だからまずは知ってほしいなと思うんです。

この世の動物たちの身に起こっている辛い現実を。