この時期にぜひご紹介したいこちらのカフェオレボウル。
描かれているのは桜、もしくは桜にとてもよく似ているアーモンドの花かもしれませんが、日本人から見るとまず桜に見えますね。
どちらにしても大変美しいです。
ピンクの花にグレーで描かれた葉っぱ、外側の縁には銀のライン、静謐な美しさが漂うカフェオレボウルです。
抹茶椀として使ってみるのも素敵だと思います。和菓子ともとてもよく似合うのではないでしょうか。
これはフランス在住のバイヤーさんから送られてきたフランスのアーモンドの花の写真です。河津桜にとても似ていますね。
フランスにも桜はあるようですが、桜！と思ったらほとんどがアーモンドの花だとか・・・。
ゴッホの作品『花咲くアーモンドの木の枝』という絵も一瞬桜？と思ってしまいます。
作風の輪郭線や配置など浮世絵の影響が見られると言われているので、日本人により一層馴染みの深い桜に見えるのかもしれません。
『花咲くアーモンドの木の枝』はゴッホの弟テオに長男が生まれた知らせを受けその子のために描かれた作品。名前もゴッホと同じフィンセントと名付けられました。
「言葉で表せないほど嬉しい」と大変喜びにあふれて描かれた作品は、青い空を背景に明るく希望に満ちた生命の喜びを感じるすばらしい作品で、見ているとすごく感情を揺さぶられます。
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