今日は五山の送り火でしたね。
五山の送り火はお盆に帰って来たご先祖様の霊(京都では『おしょらいさん』と呼びます)をお見送りする京都の伝統行事です。
私の家では7日盆と言って7日からお盆の準備をする日とされ、家族・親戚一同で7日にお寺さんへお参りをしに行きます。
13日~16日のお盆の時期には、『おしょらいさん』をお迎えしにお墓参りをし、仏壇には野菜や果物・お菓子などを供え、毎日朝昼晩とお膳を作ります。
14日にはお寺さんに来てもらい家の仏壇で拝んでもらいます。
そして16日には『おしょらいさん』をお見送りするためにまたお墓参りをします。
書いたこと以外にも細かなことが他にもいろいろとありますが、このお盆の行事を家ではずっとしてきました。
とても丁寧に『おしょらいさん』をお迎えするお盆の行事、なかなかのみっちりスケジュールです。もしかするとクリスマスやお正月、その他の行事の中でも一番やることは多いのではないでしょうか。
両親が年老いて私たちの代に移り変わり、自分たちがやってみて、慣れていないという事もあるのでしょうが、なんて大変なんだろう、両親やそのまた上の代の人たちはよくやってきたなぁ(汗)なんて思いますが、『おしょらいさん』をお迎えするお盆は、亡くなった人達に思いを馳せる日でもあるという思いもあり、、、
簡素化もしつつ、出来ることは受け継いでいきたいと思っています。
今年は初盆だったのでいつもより豪華な飾り付けが仏壇の他にもう一つ。
『おしょらいさん』のためのお膳は姉が担当してくれています。
明日につづく